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ぎっくり腰について その3

痛みを早く緩和させるための体操

ぎっくり腰でもなんでもそうですが日本人は痛いと安静にして治す考えを持っている人がまだまだ多いです。
ぎっくり腰のひどい人はあまりの痛みのために身体を動かしたくないという気持ちもわかります。 超急性期のほんとにギックリ腰をしたばっかで何も動けない状態の時はしょうがないですが少しでも身体が動くようになったら自分で出来ることを見つけてどんどん動かしたほうが治りも早く、予後がいいです。
「痛いから動かない」ではなく「痛いけど出来る範囲で動かす」ということがとても大事です。  それではおすすめの体操を紹介したいと思います。

寝起きにおすすすめの体操

ぎっくり腰その2で朝の起き上がり方を書きました。できれば朝、目が覚めた時にそのまますぐに起き上がるのではなく、一度布団やベッドの中でこの体操をしてもらい股関節や腰回りを緩めてから起きるようにすると体が楽だと思います。

① まず朝、目が覚めたら仰向けになります

② 仰向けのまま両膝を曲げてたてます

③ 倒すのが楽な方から倒していきます。 最初のうちは痛いと思うので痛みが出る手前で止めるようにすると段々可動域が広がっていくと思います。

④ 左、右と早く動かさなくていいので少しづつおおきく動かすようにしていくと足の倒せる角度が広がっていくと思います 痛みが出る前で戻すのがポイントです。そうすると痛みの出るポイントが広がって行くのがわかると思います。 

寝起きなどの長時間同じ姿勢でいた場合、ギックリ腰の人は動き出しがとても大変です。
痛いけどチョコチョコ体勢を変えること、同じ姿勢でいたときはウォーミングアップのように少し身体を動かしてから起き上がることをおすすめします。

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